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すぐに知っておきたい!クレジットカード不正利用の初動対応と被害回避のためのポイント

すぐに知っておきたい!クレジットカード不正利用の初動対応と被害回避のためのポイント

レジットカード不正利用とは、もちろん本人の許可なしに他人がクレジットカードを使用する行為を指します。

その手口は様々で、カード情報が漏洩することによって生じるケース、盗難に遭ったケース、またはカード会社や金融機関を装った詐欺行為などがあります。

近年では、オンラインでの取引が増えたことに伴い、不正利用のケースも増えています。こうした現状に対し、カード会社や利用者自身がセキュリティ対策を強化することが求められています。

目次

不正利用のケースと手口

クレジットカードの不正利用とは、カードの情報が第三者に盗まれ、その人物がカードを無許可で使用する行為を指します。具体的なケースとしては、以下のようなものがあります。

  1. カード情報の盗み見・盗聴:レシートや明細から情報を把握され、ネットで不正利用される。
  2. スキミング:不正な読み取り機器でカード情報をコピーされる。
  3. フィッシング:詐欺メールにより、利用者が自分から情報を送信してしまう。
  4. カードの紛失・盗難:物理的にカードを手に入れられ、不正に利用される。
  5. アプリ・Webサイト経由:不正なアプリやWebサイトで情報が抜き取られる。

これらの手口は日々巧妙化しており、不正利用に注意することが重要となります。

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不正利用が増えている原因と現状

不正利用が増えている原因と現状

近年、クレジットカードの不正利用が増加しています。

日本クレジット協会の調査によると、2022年の不正利用被害額は約437億円で、前年比で100億円以上増加し、過去最悪の被害額を記録しました。この被害額の約94%がカード番号の盗用によるものです。

クレジットカード情報が盗まれる主な原因としては、詐欺サイトへアクセスしたことによる情報流出(フィッシング詐欺)が考えられます。

これは、インターネット上に存在する捏造サイトに誤ってアクセスし、カード情報を盗まれるケースを指します。また、カードそのものが盗まれるケースもあります。これらの状況を鑑み、常に最新のセキュリティ対策を講じることが不正利用を防ぐために必要です。

クレジットカード不正利用の見つけ方

クレジットカード不正利用の見つけ方

クレジットカードの不正利用は、日々のチェックから見つけることが可能です。まず、利用明細書に記載されている「利用日」と「利用金額」を確認しましょう。「どこで何に使ったか」を思い出すことが大切です。

また、家族カードを発行している場合は、ご家族の利用分も本カードの利用明細に記載されます。したがって、ご自身には身に覚えのない請求でも、ご家族が購入した可能性もあります。

さらに、店舗名とカード会社登録名が違うこともあるので注意が必要です。「ABC」の屋号で店舗を展開する会社が、「DEF」の社名でカード会社に登録しているケースもあります。

そのため、不明な店舗名が記載されている場合は、インターネットで検索したり、直接店舗に問い合わせたりして確認しましょう。

すぐに行うべき初動対応

すぐに行うべき初動対応

クレジットカードの不正利用に気づいたらまず取るべき行動は、すぐにカード会社に連絡をしましょう。

カード会社へ連絡をすることで、早急にカードを停止することが可能となります。この動きにより、これ以上の被害が広がるのを防ぐことができます。

次に、警察への届け出も忘れないようにしてください。不正利用は犯罪ですから、必ず警察に報告しましょう。この時、詳しい状況を伝え、事件番号をもらうようにしてください。これは後々、カード会社との交渉や補償申請の際に必要となる情報です。

最後に、クレジットカードの再発行を申し込むことになります。カード会社と連絡を取った際に、新しいカードの手続きを進めておきましょう。

不正利用被害を回避するための対策

不正利用被害を回避するための対策

クレジットカード不正利用被害を避けるためには、以下の対策が有効です。

  1. 定期的な利用明細確認:クレジットカードの利用明細は、必ず確認しましょう。不明な利用がないかを定期的にチェックすることで、早期に不正利用を見つけられます。
  2. サイトの信頼性確認:クレジットカード情報を入力する際は、サイトの信頼性をきちんと確認してください。公式サイトからのリンクや、SSL(https://)の表示があるサイトを利用しましょう。
  3. 利用通知設定の活用:多くのクレジットカード会社では、カード利用時にメールやアプリで通知するサービスを提供しています。これを活用すれば、自分が利用していないのに通知が来た場合、すぐに不正利用に気付くことができます。

不正利用被害後の補償・返金ポイント

クレジットカード不正利用に遭った場合、被害を最小限に抑えるためにも、補償や返金の知識を持っておくことが大切です。

まず、補償・返金対象とならないケースを理解しておきましょう。自身の軽率な行為、例えばパスワードを他人に教える、カードを紛失したことに気づきながら速やかに連絡しないなどの場合は、一般的に補償・返金の対象外となります。

また、カードの署名欄に名前を書くことは、不正利用を防止するだけでなく、被害が拡大した際の補償へもつながります。

そして通報の期限と方法についても把握しておくことが重要です。一部のカード会社では、不正利用に気づいた日から一定期間以内(例えば60日以内など)に通報しないと補償が受けられない場合があります。

クレジットカードの不正利用のよくある質問

不正利用されたらどうなる?

クレジットカードの情報が流出し、あなたに知らせず不正に利用されます。突然、知らない間に高額な請求が来たり、少額でも繰り返し請求されることもあります。

不正利用が疑われたらどうすればいい?

すぐにカード会社に連絡し、カードを停止させてください。場合によっては警察にも連絡する必要があります。

補償はあるのか?

多くのカード会社は不正利用に対する補償制度を設けています。ただし、被害額が免除されるためには、カード会社への連絡と警察への届け出が必要となります。

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